教える=教わる

今,私の所属する研究室で実験している学生さんたちはみんな素直で一生懸命やっています。

どのような目的でこの実験をやるのか,具体的な手順はどうやるのか,その実験に使う試薬の場所をどこだとか,どういう手技でやるのか,という感じで教えています。説明をする時,「あれ?この実験の原理はこれでいいんだっけか?」とか思ったり,学生さんに「なんでXXXはYYYなんですか?」なんて質問されると「確かにそうだよな,そんなこと考えたこともなかった,なんでだろう」なんて思ったりして調べます。そういう私自身の知識があいまいなところや知らないことというのは学生さんや他の人と話さないと,なかなか見つけられないと思います。学生を指導することによって,自分自身の知識が堅固になったり,新しい知識を得ているのだと改めて思います。

学生さん,ありがとう!共に研究の醍醐味を味わいましょう!

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昨日の日曜日,午後に(小さな)庭の草取りなどをしていたら,「おっと母の日だ」と気づきました。自分の庭に咲き始めたビジョナデシコを切って,実家にもっていきました。私は切っただけ。切ったまま片手にもって,紙にも包まず,歩いて実家に行き,母に渡しました。んで,母がイケました。お金はかけませんでした〜,せこー。では皆様,またのご来訪をお待ち申し上げます。ありがとうございました!

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志賀潔先生

今月初め,私の職場である北里大学・白金キャンパス内のサクラがきれいに咲いていたので,写真をとりfacebookにアップしたら,ボスの阿部さんから「このサクラは志賀潔先生が宮城県から持ってきて植えられたものです」とコメントをいただきました(仕事場で写真をアップしました。私の背後の壁の向こう側で阿部さんは私の投稿にコメントを入れるわけです)。少しすると壁の向こう側の教授室(教授スペース?)から阿部さんが出てきて,私のデスクまできて「ほら,ここに書いてあるんですよ」とある本を開いて見せてくれました。その本は,

志賀潔 或る細菌学者の回想

という本でした。ちょうど別の本を読み終わったところだったので,志賀潔先生の本をお借りして読みました。

ご存じの方も多いと思いますが,志賀潔先生は北里柴三郎先生の門下生で,赤痢菌の発見者です。赤痢菌の属名である "シゲラ" は志賀潔先生のお名前より名付けられました。私の現在の研究対象である百日咳菌はボルデ先生が発見したので属名は "ボルデテラ" と言いますし,サルモネラはサルモン先生(のアシスタント)によって発見されたのでそういう名前になっています。

その本を昨日読み終わりました。平日はほぼ毎日約30分読んでいて,読み終わったのは昨日,計算するとトータルで10時間もの時間をかけて読んだことになります。単行本で250ページなのでそれほど字の多い本ではありません。なぜ,そんなに時間がかかったか(もともと私は読むの遅いですが)というと,読めない漢字,意味のわからない単語をすべてiPhoneで調べながら読んだからです。20世紀初頭に出版された本の引用部分などは,ほぼ古文を読んでいるかのようでした。私自身,赤痢菌の研究で学位をいただいたこと,そして旧北里研究所を母体としてつくられた北里大学北里生命科学研究所で仕事をしているので,志賀潔先生のことをよく知りたいと思い,丁寧に読みました。

「而して」「頗る」「嚆矢」「蒼惶」「瞠若」「知悉」 ここらへん,私は読めないし,ほとんど意味もわかっていませんでした。

あと「しばらく」と「ようやく」の漢字の違いを学ぶことができました。久々に国語の勉強をした気がします(あ,もちろん本の内容が一番大事です)。読み終わった後に充実感を感じることができました。ありがとうございます。

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facebookにアップして,阿部さんからコメントをいただいた写真。志賀先生が仙台,榴ヶ丘(つつじがおか,本当はざくろがおか,らしい)からもってきたサクラ。おそらく約100年前にここに植えられたのではないでしょうか。この写真は2012年4月3日撮影。それでは皆様,またのご来訪を心よりお待ち申し上げます。ありがとうございました!

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新人入部!

昨夜,2時間ピンポンの練習をしました。1回2時間ほどの練習をだいたい週2回しています。ストレス発散(と体力維持)のためにスポーツをするはずが,"うまくなって試合に勝ちたい!"なんて欲が生まれ,それなりに努力し,しかし伸び悩み,なんてことになると,ストレスになってきます。だったらもっとゆるくやるなり,他のスポーツをすれば良いかもなんて思ったりもしますが,ときどき思ったようなプレーができると,"う,イケてるかも!"なんて思っちゃって(カン違い?!),やめられなくなります。しっかり動いて,汗だくになって,シャワーを浴びて,そのあとのプハーって最高!というのもやめられない(大きな)理由の一つですね。

高校を卒業したての男子が2, 3人,我々の卓球チームに入部してくれました。これで男女総勢20名くらい,下は10代から上は70代後半の方(この方は年代別でコンスタントに全国ベスト4, ときどき全国チャンピオンなったりしてます)まで世代の幅が広がりました(ちなみに私の仕事場である研究室の構成員も20代前半から80代前半まで幅が広いです)。新入部員のBばくん,Tかのくん,VEGA CLUBを選んでくれてありがとうございます。ピンポン,がんばりましょう!

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明日は研究室の模様替え&片付けです。新たに加わった卒研生3名,修士課程の大学院生1名の実験台セットアップ,冷凍庫の霜取りと片付け,各個人スペースわりふりなどを行います。こういうパタパタしたことが新年度という感じで良いですね。

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写真は3年前の4月はじめにストックホルムの自宅近くでとったお花。雪が溶けて最初にブワッと咲くのがこの花でした(名前はなんていうのだろう?)。この花も可愛らしかったですが,日本の春にブワッと咲くサクラの迫力の方が優っているかも。この春も桜きれいでしたね〜。では皆様,またのご来訪をお待ち申し上げます。ありがとうございました!

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新年度!

先月末に細菌学会がおわり,研究室からは久留島君が去りました。久留島君は博士課程を修了し,群馬大学医学部の助教として就職しました。私はちょうど2年前に帰国しましたが,研究室内の細々としたこと,機械の操作であるとか,ものの場所,などは全て久留島君に教えてもらいました。久留島君がいなかったら一つのことをするにも倍の時間がかかっていたと思います。ありがとうございました。
久留島くんのすごいところは,モンクやフヘイをまったく言わずに人を教え,モンクやフヘイをまったく言わずに他人からのアドバイスを受け入れ,モンクやフヘイをまったく言わずにコツコツと実験をし,モンクやフヘイをまったく言わずに論文を書き,モンクやフヘイをまったく言わずに研究室での飲み会の後片付けをするところです。尊敬します。私なんかよりよっぽどできた人間です。特に論文を書く能力に関して,久留島君は,自分でストーリーを組み立て,英文を書き,美しいフィギュアを書く能力を持っています。彼は一人で論文を書けます(博士をとったら誰だってそれくらいの実力はもってるだろう,って?これ以上はノーコメントで)。
彼は今後も活躍するでしょう。応援してます,久留島君!今まで本当にありがとうございました。今後もよろしくお願いします。

新年度,2名の薬学部からの卒研生,1名の他大学からの卒研生,1名の修士課程の学生があたらしく我々の研究室に所属します(ダイガクインセイテアテヲウシナウキキハダッシタ,,,ア,インセイガヤメテシマッタラ,,,ソンナコトハカンガエマイ,ハハハ)。彼ら4人には私が主に実験を指導することになります。究極の病原細菌遺伝子組換戦士に変身していただきます。楽しみです。よろしくお願いします。

来週からは我々の大学院,北里大学大学院感染制御科学府の新入生を対象とした実習が行われます。私は分子生物学実習を担当します。そんな感じの今年の春,なんちゃって。

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写真は我々の研究所前の桜。この時期,桜の写真はハズセませんね。家で育てているプスキニアもガンガン咲いてきました。4月,5月といろいろ種まきするのも楽しみです。ではみなさま,またのご来訪を心よりお待ち申し上げます。ありがとうございました!

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学会発表中にツイッター

本年度の細菌学会が終了しました。初日にワークショップのコンビーナ(議長)を務めました。そのワークショップがはじまる直前に会場の後ろの方に私の大学院生時代のお師匠様がいるのを見つけてしまったので,緊張度が100倍あがりましたが,なんとか終わってくれてホッとしています。

初めての試みとして,スライドを映写するメインモニターの横にサブモニター(メインモニターの3分の2くらい)を用意して,そこに#jsb85というハッシュタグをつけたツイートを表示し,演者が発表中に聴衆がツイッターで質問を書き込める,というワークショップが二日目にありました。また,メインモニターをウェブカメラでキャプチャーしてUstreamを通して,世界中で視聴できる(パスワードを設定して関係者のみ視聴可能にしたとのこと)ようにもしていました。メインモニターのすぐ横にサブモニターがあるものだから,発表中に表示されるツイートに発表者も聴衆も気を取られがちにはなりましたが,私は良い点もあったと思います。それは「多くの人が質問したいと思ってること」あるいはツイートされた「複数の異なる質問のうち鋭い点をついてるもの」を座長が拾って質問できる点です。学会発表の質疑応答というのは勇気をだして,早くにマイクの前に並んだ人ができるものですが,その質問が「多くの人にとって疑問なこと」あるいは「鋭くキレのある質問」であるとは限りません。ツイッターを利用することにより質疑応答の質が上がると思いました。
Mつもとさん,Uえのさん,お疲れさまでした。大変良かったと思いますよ。

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長崎大学正門前でとった桜。私が長崎に到着した日に開花宣言がでたようです。それでは皆様,またのご来訪を心よりお待ち申し上げます。ありがとうございました!

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プロフィール

Asaomi Kuwae

Author:Asaomi Kuwae
我孫子市卓球連盟理事,ペンドラ,テナジー64赤特厚,裏面不使用,研究者,北里大学講師,博士(医学),医者じゃない,甲種危険物取扱者,秘書検定2級,筑波大農林学類卒,細菌学(好熱菌、赤痢菌、百日咳菌、髄膜炎菌、で今ふたたび百日咳菌),海外学振,2010年3月末までスウェーデンに3年留学,2人男児もち,アルコール,生き物,とりさん,植物,お花,宇宙戦艦ヤマト,iPhone,MB-Air,DiS mobile WiMAX。

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